『カレンの台所』
TVでこの本の紹介をしていたのを見て、気になり、すぐポチり。
届きました、『カレンの台所』。
カレンちゃんのお料理本なんですが、超感覚レシピ。
分量が一切書いてない!
カレンちゃん独特の感覚的説明で書いてあります。
これが。。。凄いんです。
「お醤油を全員に気づかれるくらいの量」
「自分の二の腕を気にして触ってる位の力で揉む」
「油に入れて、キャピキャピ音が高くなってきたら、ほんとに出してくれの合図」
とかとか。
分量書いてないのに。。。なんだかわかる気がするんです。
感覚で伝えるって、本質を知る近道な気がします。
「大さじ2杯」と言われたら、もう大さじ2杯以外の何物でもない。
「全員に気づかれる位の量」って言われたら!
よく観察しながら、考えながらやる。
これがすごく良いと思うんです。
正解がぼやけている分、試しながら。この位入れたらこうなるんだ。。を知る。そのものの味を知るから、応用がきくし、自分の好みの味が作れるようになる。結果楽しい。
伝える人ってこうあるべきだなと思いました。
そもそも正解なんてない物の方が本当は多いと思う。
結果を伝えるんじゃなく、どうしてそうなったかを伝えられるカレンちゃん、素晴らしい教育者だと思います。
これは有名な話ですが、
日本で足し算を習う時
3+3=?
アメリカでは
?+?=6
と出されるそうです。
日本版は答えは1つしかないけど、アメリカ版は無限に近く沢山ある。
考える脳みそが違う。し、楽しい。
「これはそういうものなんだ」と意味も考えず丸暗記するより、「こうだからこうなんだ!」と発見できるのって、すごく楽しいですよね。
自炊する時間が持てる今の貴重な日々、しばらく『カレンの台所』を楽しみたいと思います☆