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昨日は『かりそめダンス部』副部長に就任してくれた石神ちあきと、いつもの練習がてら、来週から始まる『かりそめダンス部』で、どんな事をしたらいいかという実験をしていました。

週一ペースで、ちあきと即興やいろんな体の使い方の練習をしているのですが、ちあきは私が知らない練習方法を沢山持っていて、それを私にいつも教えてくれます。

「いつもちあき、どこでその練習方法を覚えるの?」と昨日ふと聞いてみたのですが、自分で考えるんだそうです。

今までレッスンしてきて、模倣しようと思っても、何をしているのか、何を言っているのかが全然理解できなかったり、「素敵だな」と思って模倣したい相手が男性だったり、すごく小さい人だったり、体が自分と違いすぎて、同じようにできなかったり。そういう経験がすごく多くて、「どうしてできないんだろう」「どうしたらあの素敵な感じに近づけるんだろう」「自分に似合う形はなんだろう」と自分で考えないと先に進めなかったのがベースにあるそうです。

「できない」って、ものすごく大事だなと思います。「器用貧乏」という言葉もありますが、「できる」人ってできちゃうから、考える必要がない。「どうやったら自分でできるかな」と考える事が、自分のスタイルを築くスタートだと思います。

「できない」「わからない」ってしんどいけど、「あー私また成長しちゃうな」と思えば、エネルギー沸きませんか?

ちあきが「できなかった」「わからなかった」おかげで、私はいろんな事を、ちあきから教えてもらっています。

私の最近の「できない」「わからない」は、ちあきが酔った時に、話している内容が一切入ってこない事。ちあきは酔うと、言いたい事の言語化が、どんどん下手になります笑。熱く踊りのことを語ってくれているし、一見酔っ払ってなさそうで、冷静に頭を使って喋っているように見えるから、私も一生懸命聞くのですが、結果何が言いたいのか全然わからない笑

これがわかるようになったら、もう一つ成長するかな。

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