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無職だった4月・5月を振り返ってよかったなと思うことは、周りを見渡したこと。

踊ることが大好きでそれ以外見えなくて夢中になってやっていたら、踊りを仕事にできるようになって今に至る。これはとても幸せでありがたい事。そして夢中だったので必然的にこうなったとも言えます。他の選択肢なんて考えることもしなかったから。

だからダンスだけできていればよかったし、踊りに関わること以外に興味を持たなかった。これは今でも変わらないですが、子供を欲しいと思ったことも結婚したいと思ったことも人生で1度もありません。

去年腰のヘルニアで1ヶ月仕事ができなかった時に、「焦らないで1回止まろう」と決めて、代官山のTSUTAYAに一日中入り浸り、いろんな本を読みあさっていました。

小説はあまり読まないので、人のエッセイやドキュメンタリー、ビジネス書を読みあさっているうちに、私がいる世界が世間の中ですごく小さくて、その中に居続けることで、世の中の動きを何も知らずに生きてこられてしまったなと感じました。

夢中になったらいた場所なので、何にも後悔はないし、むしろ幸せなことだと思っています。スタジオで雇って頂けたのも、振付のお仕事を頂いたのも、本当に恵まれていてありがたいのと同時に、一生懸命踊ってきた結果とも思います。踊って・作って仕事を頂いてきました。仕事を受けてきました。でも今は、ごくごく小さな所からでも「仕事を作りたい」。

この2ヶ月でいろんな本やSNSで、踊りとは全然関係のない、人生を楽しんで切り開いている人たちを沢山追いかけました。好きなこと・やりたいことを形にして広げていくって、好きなことを世の中にどうしたら受け取ってもらいえるかを考える事。やはりそういう人たちは、世の中の動き・時代の変化をすごく見ている。そして人をすごく見ているなと思います。

そんなことを考えていると、自分が普段見ている景色が変わってきたなと思いました。自分が大好きな踊りの世界の中の上ばかり覗いていたのですが、上じゃなくて外を、周りを見渡したように感じます。

なんだか頭でっかちな文章になってしまいましたが、要は好きな事をしたい。今日は『かりそめダンス部』3回目。何が起こるか楽しみです!

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