「3」の魅力。
昨日、ボルトを2本、歯茎に埋め込むという、割りとドキドキする治療をしました。2年前に虫歯のために奥歯を抜いた時は、こんな顔になりました。
笑。
今回もこの顔になるのを覚悟して、クラス以外の予定は入れてなかったのですが(この顔でクラスはやろうとしていたのかっ!)今回は全く腫れず。おかげでゆっくりできたので、1回読んで、山ほどの私の知らない情報やアイディアが流れ込んできた、キングコング 西野さんの『革命のファンファーレ』をもう一度丁寧に読みあさりました。
お客さんを動かすに(モノを買わせる)には「後悔の可能性」を取り除いてあげることが重要。という話が面白かった。
例えばポストカードを売るとして、何種類のポストカードを準備すれば、1番売れるのかの実験。
1種類・3種類・10種類。
答えは3種類だそうです。
1種類しかないと、いきなりその1点を「買うのか?買わないのか?」迫られてるので、他に比べるものがない中で買っても大丈夫なのだろうかという「後悔の可能性」が生まれ、買うのを渋ってしまう。
3種類だと『どれが自分の好みだろう」と考えているうちに、結構な確率で「買う」ことが決まっている。3つの中から自分で選んだという納得できる体験もあるので「後悔の可能性」が少ない。
10種類だと、同じ様に自分で選んではいるものの、選択肢が多すぎて「これに決めたけど、帰り道に『やっぱろ別のにすればよかった」と思ったらどうしよう。。」という「後悔の可能性」が生まれる。
後悔の可能性をなくす最適数を考えて販売した方がいいよ。という話でした。
確かに。近所のスーパーでは2〜3種類しかないハチミツをすぐ買えるけど、成城石井で30種類くらいあるハチミツコーナーを目の前にすると悩み疲れて買えない笑。
ちょっと話がずれるかもしれませんが、「3」って良くも悪くも問題提起をする数字だなと思うんです。
2つの物で悩むと50%50%だから、どちらかに決める理由がなくて判断しずらいけど、そこにもう一つ加わることで理由が生まれる。
割り切れない数なことで、どちらかに決められて判断できる。
若い頃ユニットを組んでクラブイベントなど出ていましたが、物を作る時も、2人より3人の方が効率よく作れる。
2人だと、よっぽど好みが合ったり信頼してないと、意見が割れた時に、お互い譲れなくなってしまう。
3人だと多数決ができるので、譲る理由も見つかって進みやすい。
問題提起してくれる余り1のおかげでものが進んだりします。
三角関係という恐ろしい問題提起もありますが笑。
「3」に助けられてるな。という深いのか浅いのかよくわからない見解でした。
かりそめダンス部のTシャツも3種類にしよう。