人と比べるについて。
私は背が小さい。
と判断できるのは、「他の人に比べて」という比較材料があるから判断できる。
もし地球上に私1人だったら、背が小さいのか、可愛いのかブスなのか、肩が硬いのか、体が柔らかいのか、全くわからない。
地球上に恐竜1匹だったら、それが大きいのかもわからない。
他と比べることで、初めて自分の個性を確認できる。
ということは自分の人生の中で「他と比べる」はそのものを理解する上でずっとやっていること。
逆にいえば、比べないと個人を認識できない。
比べること自体は避けられないし、悪いことではないけど、そこに優劣をつけてしまうと、個性を殺したり、無駄にへこんだりする。
優劣をつける為の比較ではなく、お互いの個性を発見して「違うね」と認め合う為の比較をいつもしていたい。
そう思うとダンスがもっと楽しくなるなと思います。