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『かりそめダンス部』を始めてから、ダンスがコミュニケーションツールだという事を改めて感じています。

相手の動きを読むのは、人の意見を聞く・人の思いに心を寄せる事なので、思いやりが必要。

相手に伝えるは、「どうしたらこの人に伝えられるか」を考える、ちゃんとキャッチしてもらえるボールを投げるよう考えるので、やはり思いやりが必要。

「寄り添うこと」

これが、人と踊るだけではなくて、1人で踊る時もです。

即興はその場の創造の連続。

曲を聞いたとか、お題をもらった時に、自分が何を思いついたのか、どうしたいのか、自分の声を聞いてそれを動きとして出していくのが即興の踊り。

これが、「こんな事していいかな」とか「これは正解なんだろうか」とか「何も思いつかないどうしよう」とか、自分の声より先に頭を使ってしまうことが多い。

自分の声を聞く。自分に思いやりを持つ。やはり「寄り添うこと」なんだと思います。

自粛期間中、自己分析を子供の頃から振り返ってノートに書き続けて、自分の中で指針となっている一つ答えが出ました。それが

「踊りを通して人に寄り添う。踊りを通して自分に寄り添う。」

でした。

『かりそめダンス部』を始めた理由は、シンプルに即興の練習をしたかったから。ですが始めてみて、自分の指針になっている「踊りで寄り添う」が即興の醍醐味なことに気づきました。

年齢的なこと・肉体的なこともあいまって、自分の中で踊りとの向き合い方に変化の時を感じています。

数年後に心から踊りを楽しめるよう、今頑張らなければいけないなとも思います。

『かりそめダンス部』の練習を積み重ねて、試行錯誤していく今年です。

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