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昨日は休みの日。

大好きな写真家のもんちゃんに誘われて、川越の森に。

東京から1時間もかからない場所にこんな素敵な森があるとは。

実はしっかりと整備されているのですが、その整備の仕方がなんとも心地よいんです。

必要最低限の整備。

人が「ここを歩けばいいね。」とわかるくらいの細い道ができていて、太陽の日が溢れるくらいに、絶妙に木が間引かれていて、人の手が加わってないくらいに感じるほど繊細に整備されています。その繊細さ、絶妙な整備に、自然への尊敬を感じました。

もんちゃん曰く、最近までこの巨大な森が私有地だったそうなのですが、それが市の物になり、最近公園になったそうです。

公園として認知されて、例えばGoogle mapに公園としてのったりすれば、東京近郊のこれだけ広大で素敵な森なので、恐らく人が増えると思うし、そうなると、もっと道幅を広くしたり、柵を植えたりと整備がもう少し必要となると思います。実際少しずつそうなっていました。

人が増えることは素敵な事でもあるけれど、この時代に「必要最低限の整備」の加減が素晴らしくて、貴重な場所だなと思いました。

1時間くらい歩いて1周するくらいの距離。

この森で、もんちゃんと素敵な企画のお話しをしました。楽しみ☆

都心部にいると、人間が人間の為に、より便利に開発してきた場所なので、当たり前ですが、人間にとって住みやすい場所で、主役。

人間が一番に感じてしまいます。

あの森にいると、植物も虫もニワトリも人間もみんな一緒。

生まれて、日々少しずつ進化して、老いていく。

どっしりと構える木々を見ていると、それを教えてもらいます。

きっと近所のご夫婦なんだろうなと思われる2人が、お散歩していました。

その歩く速さが、なんともこの森の速さと調和していて、この森の風景の中の一部、自然の一部として見てしまいます。

自然の中の一種類の人間。

人間はそんなに偉くない。

そう思うとなんだか逆に楽になる気がしました。

自然と共存できる踊り子でいたいなと思います。

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