ダンスは使うもの。
同い年で、でも同い年とは思えないオーラを放つ大好きなダンサーHIRO君が、先日行かせて頂いたダンス専門の高校の合宿の座談会の際、「ダンスはツールだ。」と言っていました。
コミュニケーションのツール。ようは手段。手段という言葉の響きがあまりよくない気がしますが、コミュニケーションの為にダンスを使っている。
HIRO君のような世界を股にかけるレジェンドダンサーが「ダンスは使うもの。」というところにとても心動かされます。
かりそめダンス部をやっていて、ダンスがコミュニケーションツールな事をとても感じています。
相手の動きを読むのは、人の意見を聞く・人の思いに心を寄せる事なので、思いやりが必要。
相手に伝えるは、「どうしたらこの人に伝えられるか」を考える、相手がキャッチできるボールを投げるよう考えるので、やはり思いやりが必要。
「寄り添うこと」。
コミュニケーションと言うと、誰かに対してのようですが、相手が自分でも同じだと思います。
自分とのコミュニケーション。
曲を聞いたり、お題をもらった時に、自分が何を思ったのか、どうしたいのか、自分の声を聞いてそれを動きとして出していく連続で、踊っています。
自分の声を聞く。自分に思いやりを持つ。やはり「寄り添うこと」なんだと思います。
かりそめダンス部を初めて5ヶ月。
人に委ねたり、人に思いやりを持って動く姿がとても美しいなと思える時間を過ごしています。
これからも積み重ねていきたいです。