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最近『かりそめダンス部』で大切にしているメニュー。

「手を合わせる。」

2人組で向かい合い、手を合わせ、リーダーの手のひらの動きに、もう一方はついていきます。

受け取る側は目をつむって、リーダーが動かす手の情報のみでついていきます。

相手の動きを読むのは、人の意見を聞く・人の思いに心を寄せる事なので、思いやりが必要。

相手に伝えるは、「どうしたらこの人に伝えられるか」を考える、相手がキャッチできるボールを投げるよう考えるので、やはり思いやりが必要。

「寄り添うこと」。

『かりそめダンス部』を始めてから、ダンスがコミュニケーションだという事を改めて感じています。

コミュニケーションと言うと、誰かに対してのようですが、相手が自分でも同じだと思います。

自分とのコミュニケーション。

曲を聞いたり、お題をもらった時に、自分が何を思ったのか、どうしたいのか、自分の声を聞いてそれを動きとして出していく連続で、踊っています。

自分の声を聞く。自分に思いやりを持つ。やはり「寄り添うこと」なんだと思います。

「踊りを通して人に寄り添う。踊りを通して自分に寄り添う。」

『かりそめダンス部』を始めた理由は、シンプルに即興の練習をしたかったから。ですが始めてみて、「踊りで寄り添う」コミュニケーションが、即興の醍醐味なことに気づきました。

そして、この「手を合わせる」という究極にシンプルなやりとりが、その根本な気がしています。

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