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「EDGES」の演出家、元吉さんと空き時間にお話ししていた時の話しがとても印象的でした。

先輩の演出家さんから聞いた話しだそうですが

「演出家のやる事は、形を作ることじゃなくて、ルールを作ること。ルールを決めてその中で役者が遊ぶ事で自然に作られていく。作るのは役者。演出家は役者が遊ぶゲームのルールを作るだけ。」

今回の演出も最初「こんなに野放しなの。。?」と不安になる程決めゴトなし。

「この曲はこういうイメージです。では、ちょっと動いてみて下さい。」からスタート。でもこれが面白くて、自然に役者さんに動いてもらった最初の感じが一番自然でよかったりします。

決め込んでいくのではなく、役者さんが遊びを生み出す事を信じて、余白を作っておく。これはダンスも含め、作る上でとても大切なヒントだなと思いました。

やはりやはりやっぱり、余白ってとても大切なんですね。

その場の心が動けるだけの余白を、常にもつ創り方をしたいなと思います。

とても勉強になる貴重な現場でした。

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