言葉を「音」にする。
昨日もかりそめダンス部。
言葉を多く使った回でした。
「擬音語で動く。」というメニューをやりました。
「さらさら」「カチカチ」「ネバネバ」など。
擬音語ってすごくよくできていて、言葉自体に思い描くイメージ、意味合いがあるのですが、それと口から発した音の響きが合っています。
「さらさら」「するする」など、さ行で始まるものは軽快に心地良く流れ行く感じ。
「カチカチ」「コツコツ」「コンコン」など、か行で始まるのは、小さな物が叩かれた固いイメージ。
「ネバネバ」「ぬるぬる」「ネチネチ」など、な行で始まるものは、じっとり粘っこいイメージ。
音と意味合いが一緒なので、そこを体で表現して動いてみました。
言葉を「音」として捉えてそれを体で表現するって、ダンサーならでは。ダンサーにしかできない表現の仕方で面白いなと思います。
ただこれが、言葉の意味合いとして表現すると少し芝居の要素が入ってきます。
「イライラ」「ニマニマ」など、人の感情を表す擬音語だと、特に、芝居の要素で動いてしまいがちなのですが、それを音として体で表現できたらより面白いなぁと思います。
「イライラする股関節」とか「ニマニマする肘」とか笑。
やってみたいです。