「舐める、床。」2日目。
今日から2回公演が3日続きます。 熊さんの作品は、即興の要素はないし、セリフも振付もしっかり決まっているのですが、それでも台詞のちょっとした言い回しや動きの強弱で随分と変わってきます。 昼間と夜の体感速度も違うので、初日に出た素敵な部分を追いかけてやろうとすると、大怪我します笑。 「今日はどんな事が起こるか...
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今日から2回公演が3日続きます。 熊さんの作品は、即興の要素はないし、セリフも振付もしっかり決まっているのですが、それでも台詞のちょっとした言い回しや動きの強弱で随分と変わってきます。 昼間と夜の体感速度も違うので、初日に出た素敵な部分を追いかけてやろうとすると、大怪我します笑。 「今日はどんな事が起こるか...
ついに初日が開きました。 ご来場くださる方がいなければ、どんなに命をかけて作ったとしても意味をなさないのが作品達。 足を運んで下さる皆様に 、心から感謝しています。 自分的には毎回のリハーサルを真剣に100%で臨んでいたつもりですが、やはり、本番の空気感に包まれると、今まで気づかなかった面白さや、もっとこう...
自分がそうなのか、人ってそういうものなのか、人の事はわからないですが、 自分は欲深いなと、思うことがあります。 自分の動く動機が 「足りないから欲しい。」 であることがとても多いです。何に関しても。 できないからやりたい。 持ってないから欲しい。 欲しい欲求がエネルギーになって生きている気がします。 ココシ...
いよいよ今日から小屋入り☆ 熊さんの作品でいつも美術を担当している上領さんの舞台美術が今回もとても素敵。 上領さんの美術はいつもシンプルな素材で映えるシルエット作る、素朴とも豪華とも言える絶妙なバランスが素敵で毎回楽しみです。 今回もまさに。そして今の時代を反映していてドキッとしたりもします。 舞台美術も含...
初日までいよいよあと3日。 細かな修正やイメージの共有で、どんどんと作品が色濃くなってきています。 一つの作品にとことん向き合う時間は、とても贅沢で貴重な時間なんだと、今年は特に改めて感じました。 そんな今年に、演出の熊さんが書き下ろした脚本は、やはり今だからこそ。世界が今だからこそ、熊さんが今だからこそ、...
これをやって、なんの意味があるんだろう。。。 と思う事でも、やってみたかったり、やってみようと思った事は、やってみる。意味がわからなくても多分無駄はなくて、きっと自分にとって意味があるんだろうなと思います。 すごく具体性のない言い方ですみません。 今年の4月から、毎日ブログを書き始めて、たまに溜め込んじゃい...
振付させて頂いた舞台「EDGES」は新国立劇場の中劇場で上演されています。 新国立劇場の中劇場はとても大好きで、思い出も色々ある小屋。 初めてロングランの作品に出たのもここでした。ジョンケアード演出の「夏の夜の夢」。 妖精だったのですが、衣裳がクラシックのチュチュに靴がマーチンという、かなり斬新な衣裳。でも...
「EDGES」の演出家、元吉さんと空き時間にお話ししていた時の話しがとても印象的でした。 先輩の演出家さんから聞いた話しだそうですが 「演出家のやる事は、形を作ることじゃなくて、ルールを作ること。ルールを決めてその中で役者が遊ぶ事で自然に作られていく。作るのは役者。演出家は役者が遊ぶゲームのルールを作るだけ...
振付させて頂いた舞台「EDGES」が本日無事に初日の幕を開けました。 今年の4月に上演予定だった作品でしたが、コロナの影響で全公演中止。一度消えてしまった作品でしたが、早い段階で新たなに公演が決まり、今日無事に初日を向かえる事ができました。 ミュージカルではなく、1曲完結のオムニバス形式で紡ぐ、ソングサイク...
出演させて頂く、踊る『熊谷拓明』カンパニー最新作、「舐める、床。」まで、あと8日☆ 熊さんの作品に出演させて頂くのは今回で5作品目。気づけば一番のお局キャストになりました。 毎回進化していくダンス劇。 まずもって作品の内容として見て頂きたいですが、キャストとしては、演出家熊さんの、創り手としての凄みを感...