限定した方が動きやすい。
1週間ぶりの『かりそめダンス部』。
初めましての方もいる中、とても集中した3時間でした。
昨日は、フィジカルな面が強く出る、肉体的アプローチが強い、ダンサーならではの回でした。
毎回いろんな方向性に転がるのが面白く、世界観を大切にする回があったり、より肉体で勝負する回があったり。
昨日は気持ち良いほどに部員の皆さんが、肉体でアプローチしていて、ダンサーにしかできない美しい空間だなと思いました。
部活では、最後のフリーの時間はルールがほとんどないですが、それ以外の練習は、即興とはいえ、自由ではなく、しっかりお題やテーマを決めて練習します。
「空間に三角形を描く。」とか「足元から発信して体をうねらせる。」とか。
この時に例えばただ「体をうねらせる。」だけでもいいのですが、「うねる」というタスクだけだと割と自由なので、自分のパターンに陥りやすいのですが、「足元から発信してうねらせる。」と、タスクをもう一つ増やす。あえてしばりを強くすることで、「どう動かしたら足元からうねらせられるか?」と考えるポイントが明確になるので集中しやすく、動きやすくなります。
限定されると動きにくくなりそうですが、実は最初は、あえてルールを強くした方が自由に動きやすくなるんです。
そんな練習方法も続ける過程でわかってきました。
即興で踊る練習をする『かりそめダンス部』。現在部員募集を一旦締め切らせて頂いていますが、練習のフル尺の映像・写真・練習メニューの細かなテキストなど、すべてシェアして頂ける「幽霊部員」は引き続き募集しています。
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