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昨日は、ミュージカル「パレード」を観劇。

20世紀初頭のアメリカで実際にあった冤罪事件を題材に、夫婦の愛をえがいた究極の人間ドラマ。

とってもとっても良かったです。

「このミュージカル、好きだな。見て良かったな。」と思う時って、大抵、夢のある派手さ・演出・歌・踊りという、ミュージカルというカテゴリーが持つ良さに心動かされる所が多いです。

今回もちろんそれも抜群にありました。幕が開いた瞬間から、セット・照明に驚くレベルで引き込まれ、ネタバレしてしまうから言えないけど、終始美しかった。舞台面が美しかったです。

でもそれを超えて何よりもストーリーと芝居の展開にやられました。

あんなに夢のある美しい舞台で、終始歌っていたのに、ストレートプレイを見ていたような、映画を見ていたような。。。不思議な感覚。

ミュージカルの夢と芝居の濃厚さをどちらも浴びて、最後の終わり方も。。。魅了され続けた時間でした。

実際にあった話しだったのもあるのか、人間のいい意味でも悪い意味でもある欲望がすごくリアルで。

そのリアルさがミュージカルの夢の中にあって、夢の世界で美しく魅せられているけれど、伝わってきた内容はすごくリアルという。。。

多分私の中でまだ整理しきれてないので、言葉ばかり無駄に多くなってしまいますが、見終わった後の感情が、自分の中でとても新しかったです。

ミュージカルが少し好きになりました。

この難しい状況の中、こんな素敵な作品を創り上げて下さった、この作品に関わる全ての皆様に感謝です。

東京は明日31日まで。とってもお薦めです☆

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